奥村良、飯沼勇人、高宮幸一
高分解能でのガンマ線スペクトロメトリが可能な検出器です。 検出器の向きは横向き、上向きがあり、試料の形状等に応じて選択可能です。 検出効率は15~40%のものがあり、試料の放射能に応じて適切なものを選択可能です。
原子炉棟ホットラボ 測定室1,2 放射線管理区域内
ユーザーの利用日程によっては利用できる検出器の数や種類の希望に添えない場合もありますので、装置担当者と事前に十分な打ち合わせをして下さい。
高宮幸一
KURなどで放射化した試料が大量にある場合などに、本装置を利用して試料を自動的に交換しガンマ線スペクトロメトリを行うことができます。 本装置は2種類が設置されており、(A)1台は98個の試料を (B)もう1台は20個の試料を自動的に交換して測定を行います。
(A)最大98個の試料について、それぞれ測定時間、測定距離を指定してガンマ線スペクトロメトリを行うことができます。
また、同じ試料の繰り返し測定や測定距離を変えての測定など、自由度の高いスキームによる測定が可能です。
(B)最大20個の試料について、同じ測定時間で順次測定を行います。
原子炉棟ホットラボ 測定室2 放射線管理区域内
特に装置(A)の稼働率が高いため、利用予定の際には事前に利用希望期間についてお問い合わせ下さい。