ベラルーシ国内ニュース

2002年4-6月


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2002年6月

02/06/03
OSCE(ヨーロッパ安全保障協力機構)によると、ベラルーシ当局は3日、OSCEミンスク監視顧問団のCarpenter代表に対し国外退去するよう命じた。Carpenterの任期は8月14日までだが、ビザの期限は5月31日までだった。

02/06/04
ミンスクで3日、約150人のサッカーファンが集まって、ワールドカップのテレビ放送がないことに抗議した。国営テレビ放送は放映権を持たず、ベラルーシ市民がワールドカップを観戦する場所は、衛星放送を提供している酒場だけで、その入場料1万ルーブル(6ドル)は普通の市民には高額である。

02/06/04
世界銀行は5月31日、チェルノブイリ事故による汚染地域の被災者を救済するため5000万ドルのローンをベラルーシに与えると発表した。世界銀行のミンスク代表Kulikによると、資金は汚染地域の農業や私企業に向けられる。

02/06/06
ベラルーシ国営テレビに近い筋からの情報によると、ワールドカップの放送は、決勝トーナメントを待たずに始められる。放映権をもつドイツのキルヒメディア社は、ベラルーシに対し8日からの放映権を32万ドルという条件で提案し、契約が成立した。

02/06/06
ルカシェンコ大統領は4日、入学試験モニタリング政府委員会が秘密警察の協力を得て国中の入学試験を監視する、と高等教育機関の長に警告した。大統領によると、「これは独裁ではなく、命令と規律の徹底である。入学試験中に驚くようなことが起きるので、教育機関の長は心しておくように」と述べた。

02/06/10
ルカシェンコ大統領はミンスクで7日、アルメニアのKocharian大統領と会談し、ビザなし旅行や自由貿易などに関する両国の協定に調印した。また、8日には、ミンスク訪問中のカザフスタン議会議長Tuyakbaevと会談した。

02/06/10
昨年末に実施された国勢調査によると、2001年12月のキエフ市の住民数は260万7400人であった。

02/06/11
政府の特別委員会は10日、ソビエト時代のメロディーに、KlimkovichとKaryznaによる新しい詞をつけたものが国歌として最もふさわしいと結論した。特別委員会委員長のDrazhynによると、ルカシェンコ大統領に国歌制定の大統領令を出すよう要請する。

02/06/12
ベラルーシ・ヘルシンキ委員会は11日、現在グロードゥノで行われている、ジャーナリストMarkevichに対する裁判において、ルカシェンコ大統領を誹謗したとする不当な判決が下されるだろうと訴えた。「法廷は、独立性、公平性、透明性といった正義を欠いている」と委員会は述べた。

02/06/14
「我々姉妹国歌の将来の統合に関するプーチン大統領のコメントにはまったく驚いた」とKozik大統領府副長官は13日のべた。同日プーチン大統領が、ベラルーシ・ロシア連邦の結成を通して、ミンスク側はソビエト連邦の復活をねらっている、と述べ、ベラルーシ経済はロシアの3%にすぎず将来の連邦において拒否権をもつべきではない、と言ったのに反応したもの。

02/06/17
ルカシェンコ大統領は14日、ミンスク訪問中にイラン・イスラム文化情報相Jam’meiと会談し、両国関係の発展について協議した。Jam’meiはハタミ大統領の親書を手渡した。

02/06/17
ベラルーシ国内のプロテスタントは16日、国民評議会で審議中の宗教法に反対する礼拝を行った。先月、第1案が採択された法律案によると、少なくとも20人以上のベラルーシ人で登録された宗派以外は、集団礼拝が禁止される。また、ベラルーシでの存在が20年未満の宗派は、出版や教宣活動が禁止される。すべての宗教出版物は政府の承認が必要となる。

02/06/18
ベラルーシ・ロシア連邦のBorodin議長は16日、ベラルーシ側が今週はじめに提案した連邦憲法案はナンセンスで馬鹿げている、と述べた。この発言は、ミンスク側の統合への提案に対するプーチン大統領の先の発言に呼応している。

02/06/19
ルカシェンコ大統領は18日、政府要員を招集し、ベラルーシ・ロシア連邦に対する最近のプーチン大統領の言動を批判した。「ロシア側が連邦に積極的でないことは承知していたが、トップレベルからの意見ははじめてだ。クレムリンはベラルーシを吸収合併するつもりのようだが、我々は主権をもつ国家であり、ロシア連邦の構成員ではない」と述べた。

02/06/19
Luhansk州の約90人の炭坑労働者が18日、未払い賃金の支払いを要求して、キエフの独立広場でハンガーストライキをはじめた。「この数カ月間、給料の3分の1しか支払らわれなかったり、場合によっては全く支払われておらず、生活できない」とピケット参加者は語った。

02/06/20
週刊誌Pahonyaが2001年の選挙の際に大統領を侮辱したとして、グロードゥナの法廷で行われている裁判で検察は19日、2人のジャーナリスト、MarkevichとMazheykaに対し2年半と2年の禁固を求刑した。弁護側は、当該誌は印刷完了前に当局に押収されており、検察の主張する犯罪は成立しないと反論している。

02/06/21
グロードゥノの法廷で起訴されている2人のジャーナリスト、MarkevichとMazheykaは21日、最後の陳述を行った。Markevichは現在のベラルーシの状況を1937年のスターリン粛正と比べ、Mazheykaは裁判は政治的であり自分たちは無実であると述べた。

02/06/21
ミンスク検察は20日、Rabochy誌編集長Ivashkevichを、ルカシェンコ大統領の名誉を毀損したとして起訴した。有罪となれば、Ivashkevichは5年以下の刑となる。Rabochy誌は、2001年の大統領選挙期間中に、大統領と側近の経済的スキャンダルを掲載しようとしたが、発行前に押収された。

02/06/24
エリツィン元ロシア大統領は21?22日ベラルーシを訪問し、ルカシェンコ大統領とともにブレストで開かれたドイツ侵略61周年式典に参加した。エリツィンは、ベラルーシ・ウクライナ統合問題に関する最近のあつれきに言及し、統一を急ぐ必要はなく、まず共通の経済基盤を整える必要があると語った。

02/06/25
グロードゥノ地方裁判所は24日、2001年の大統領選挙キャンペーンの際にルカシェンコ大統領を侮辱したとして、Pahonya誌のジャーナリスト、Markevichに2年半、Mazheykaに2年の「自由剥奪」の判決を下した。判決は、刑務所への収監ではなく、監視付き家にすみ、工場や集団農場で働き、定時に戻ってくることを命じている。法廷には、米国、英国、ドイツ、フランス、ポーランド各大使館とOSCEからの代表が詰めかけた。

02/06/26
Pahonya記者に対する24日の判決は、国際的な非難を呼び起こしている。OSCEのメディア代表は、「ジャーナリストが書いたかことについて犯罪とされるべきではない」と述べ、OSCEメンバー国では受け入れられないことだと付け加えた。ポーランド大使館のBetko第1書記官は、「ポーランドでは考えられないような裁判であり、言論の自由の抑圧である」と述べた。一方、ミンスクでは25日、反対派統一市民党のメンバー約15人が、大統領府の前で抗議し、「判決を決めたのは裁判官ではなく、このビルの中で決められた」と叫んだ。

02/06/27
ロシア商工会議のPrimakovは26日ミンスクでルカシェンコ大統領と会談し、ベラルーシ・ロシア連邦問題について議論した。会談後Primakovは、ロシアとベラルーシはそれぞれの主権を保持すべきであり、ベラルーシがロシア連邦を構成するメンバーになるというのは、現実性のない議論である、と述べた。

02/06/27
国民評議会は26日、プロテスタントや非伝統的宗教から批判をよんでいる宗教法の第2読会を秋まで延期すると決定した。

02/06/28
国民評議会は27日、賛成85反対4で、宗教法の第2読会と最終読会を通過させた。法案は、前日に秋まで持ち越すと決めたばかりであったが、「議員に対し前代未聞の圧力」がかかったとAbramova議員は述べている。法案は、ロシア正教に対し独占的な地位を認め、20人以下の教団の集団礼拝を禁止し、ベラルーシで20年以上の活動歴のない教団の出版教宣活動を禁止している。
 
 



2002年5月

02/05/02
メーデーの日、ベラルーシ労働組合連盟はミンスクで約5000人のデモ行進を行った。デモ参加者は、「大統領!月給100ドルの約束はどうなった?」というプラカードを掲げて行進した。一方、ゴメリでは地方当局がメーデーのデモを禁止し、ブレストでは、反対派の演説を認めない集会が当局によって開かれた。

02/05/02
独立社会経済政治研究所が4月に1464人を対象に行った世論調査によると、ルカシェンコ大統領支持は31%で、昨年9月の大統領選挙直後の45%にくらべ大きく減少した。研究所によると、支持低下の主な理由は、経済状況の悪化である。

02/05/03
ルカシェンコ大統領は2日、モギリョフ州のセメント工場で、ベラルーシ・ロシアの協定により、国内のガスと電気料金が下がるだろうと語った。先月ロシアは、ベラルーシにガスと電力をロシア国内料金で供給することに合意した。
また大統領は、ロシアのスモレンスク原発にベラルーシの原発を建設することについて、ロシア当局とまもなく協議をはじめる、と述べた。

02/05/06
ベラルーシ・リトアニア国境の境界設置のため、EUがリトアニアに対し115万ユーロを提供する。650kmにおよぶ国境の境界設置は9月に完了する。

02/05/06
統計省によると、3月1日現在で、ベラルーシ企業のロシア企業に対する負債総額が1兆ベラルーシルーブル(6億400万ドル)を超えた。

02/05/09
ミンスクで7日、反対派政治家Zakharankaの失踪3周年にちなんで約70人が「人間の鎖」行動を行った。同様の行動は、ビテプスク、ブレストなどでも行われた。

02/05/09
ルカシェンコ大統領は8日、1900人の釈放と2万5000人の刑期1年短縮を盛り込んだ恩赦案を国民評議会に送った。

02/05/10
ルカシェンコ大統領は9日、「勝利の日」59周年のパレードで退役軍人とともにミンスク市内を行進し、「ベラルーシは現在、真の主権をもつ独立国家であり、なにものも我々に対し強者のようにふるまうことはできない」と演説した。

02/05/13
反対派リーダーで1999年4月にミンスクの病院で死亡したKarpenkaの夫人と2人の子供に対し、ドイツ政府が政治亡命を認めた。死亡したKarpenkaは、旧最高会議の副議長であったが、その死因ははっきりしていない。

02/05/15
ベラルーシ社会民主党議長Stakevichは14日、来年3月に予定されている地方選挙に向けて反対派が結集するよう呼びかけた。「ベラルーシの人々の60%は、ルカシェンコを支持していないが、かといって他の選択ももっていない。こうした人々をつかむことが必要だ」と彼は語った。

02/05/20
ベラルーシ政府は18日、ポーランドからの肉の輸入を禁止する措置を執った。この措置は、ポーランドでの狂牛病と発生に対応したもの。

02/05/21
ベラルーシ国立銀行は20日、5月1日現在でのベラルーシの外貨保有は先月に比べ3500万ドル増加し、2億3500万ドルになったと発表した。

02/05/22
EBRD(欧州復興開発銀行)は20日、ベラルーシにおける活動の大部分を停止する意向を発表した。EBRDによると、昨年9月の大統領選挙以降、ベラルーシにおいて民主主義や市場改革の成果は認められない。

02/05/22
ミンスク地区裁判所は21日、前首相Chyhirに対し、1994年首相当時の職務怠慢と1996年の脱税の罪で裁判を開始した。Chyhir氏はすでに2000年、1995年当時の職権濫用の罪で、懲役3年執行猶予2年の判決を受けている。

02/05/23
Navitski首相は22日、年金を遅滞なく支払うことと2002年度第2四半期の経済状況についてルカシェンコ大統領に約束した。首相によると、今年1―4月のGDP成長は4.1%で、年間4?5%の成長が見込まれている。

02/05/23
OSCE(欧州安全保障機構)議会評議会のベラルーシ視察団は23日ミンスクで、ベラルーシの民主主義に進展は認められないと述べた。

02/05/24
米国国務次官補Piferは23日、2国間関係を改善しようという米国の提案に対し、ベラルーシ当局が答えていないので残念だ、と述べた。Piferは2月のミンスク訪問の際に、ベラルーシでの民主化と平行しながら、両国関係を「ステップバイステップ」で改善することを提案していた。

02/05/24
国家安全防衛評議会(RNBO)は23日、NATO加盟による安全保障に向けての長期的戦略を決定した。RNBO議長Marchukによると、7月にキエフを訪問するNATO参謀総長Robebertsonに新戦略を通告し、11月のNATOのプラハサミットで公表する。

02/05/28
ベラルーシの第2国営テレビONTが6月25日から放送をはじめる。ONTは、現在のロシアORTテレビと同じチャンネルで、「我らのニュース」だけを放送する。

02/05/29
ベラルーシKGBは28日、OSCEのミンスク派遣監視団の前団長Wieckが、ベラルーシと西側諸国との関係を破壊するための「時限爆弾」を仕掛けたと発表した。KGBによると、ベラルーシの政策を西側寄りに変更させるよう、米国がWieckに対し強力な圧力を加えたので、彼は、ベラルーシの孤立化政策を進める報告をOSCEに行った。

02/05/30
国民評議会で29日、私有地法案の第1読会が審議された。Rusy農業相の報告によると、私有農地は全体の15%であるが、ミルクの40%、肉の20%、ポテトの90%、野菜・果物の80%を生産している。

02/05/30
クチマ大統領とルカシェンコ大統領が29日、北ウクライナのチェルニゴフで会談し、両国関係について話し合った。両大統領は記者団に、NATOとロシアの協力を歓迎すると述べた。また、両大統領は、ベラルーシに対するウクライナの負債問題について6月15日までに解決案を作成することで合意した。この問題は、ソ連崩壊直後の1992年にベラルーシがウクライナに代金を払ったものの品物が届かなかった問題で、「ウクライナ側によれば、負債は5000万ドル以下であるが、ベラルーシ側は1億ドル以上と考えている」

02/05/31
国民評議会は30日、死刑廃止問題に関する公聴会を行ったが、いかなる決議も採択しなかった。参考人の多くは、ベラルーシ社会は死刑廃止の準備ができていないと述べた。5月に社会政治大統領研究所が行った世論調査によると、死刑廃止に対し、反対85.8%で賛成11.7%であった。
 
 



2002年4月

02/04/04
ルカシェンコ大統領は3日、無意味なフェスティバルが多すぎるとして、Hulyaka文化相を批判した。大統領によると、文化的行事を機会に世界にベラルーシを知らしめるべきである。

02/04/05
ルカシェンコ大統領は4日、最近建設がはじまったミンスク室内サッカー場を12月1までに竣工させる命令を出した。建設資金は、企業、サッカー協会、自治体から捻出される。

02/04/08
国連人権局の大島副局長はミンスクで6日に記者会見し、チェルノブイリ被災地復興のための3つのプロジェクトを明らかにした。そのプロジェクトには、医療サービスの改善、子供の健康状態改善、農業振興による人々の収入増加といったことが盛り込まれている。

02/04/10
ベラルーシ国営航空ベラビアは、4月1日からEU諸国に導入された騒音規制のため、いくつかの航空便の停止を余儀なくされた。停止されたのは、ウィーン、ベルリン、ストックホルム便で、パリ便は5月1日から中止となる。

02/04/11
ベラルーシ外務大臣は10日、「ベラルーシでの言論の自由を守るポーランドでのキャンペーン」について、ポーランド外務大臣の発言は、ベラルーシの法廷に対する圧力であり、民主国家のやり方ではないと批判した。

02/04/12
モスクワに到着したルカシェンコ大統領は、ベラルーシとロシアの統合が遅れていることに失望していると述べた。経済、政治、国家建設すべての分野で統合は遅れており、連邦の憲法も策定に失敗していると述べた。

02/04/15
Navitski首相は14日、20日の土曜日を「スボートゥニク」(無給労働奉仕日)とする政令を発布した。スボートゥニクの収入は、医療施設の改善と、汚染地域の医療センターの設備購入にあてられる。

02/04/16
ベラルーシ当局は、OSCE監視顧問団長Rivollierのビザ延長を拒否し、Rivolierは15日ミンスクを離れた。反対派活動家Nistyukによると、「当局はOSCE代表団を追放しようとしている」。

02/04/17
ソビエト・スターリン時代に数万人が処刑されて埋められた、ミンスク郊外のKurapaty森の監視をしていたボランティア4人が私服警官に拘留された。政府は、森に道路を建設する決定をしたが、森の保存を訴える人々が事態の監視を続けていた。

02/04/18
Kurapaty森の墓地を監視しているグループは、当局によるキャンプ排除に対する準備をはじめた。「当局の行動は、ロシア・ボリシェビキの犠牲となったベラルーシの人々の名誉を汚すものであり、今晩は徹夜で監視に当たる」と監視メンバーは述べた。

02/04/19
Zemanチェコ首相は18日、反対派である社会民主党の招待により、社会主義インターナショナルのメンバーとしてミンスクを訪問した。Zemanは、ベラルーシより西の国で、久々にミンスクを訪問した首相である。彼は、チェコテレビのインタビューで、これまでにベラルーシの大統領からの1対1の会談への招待を6回断ったことを明らかにした。

02/04/19
ルカシェンコ大統領は18日、内務省特別第3部隊を訪問し、治安活動における部隊の役割を賞賛した。昨年6月に米国に亡命した2人の検察官によると、内務省特殊部隊は、行方不明政治家など30人の暗殺を行った。

02/04/23
ミンスク死刑刑務所の前死刑執行人Alkayeuは22日、ルカシェンコ大統領について国際法廷で証言する用意があるとロイター通信に語った。Alkayeuは昨年ミンスクから西側に逃亡し、死刑執行用のピストルを、上司の命令により、特殊部隊に提供したと暴露した。Alkayeuは、職務日誌をもっており、1999年、内務省役人にピストルを渡した日に反対派政治家が姿を消している。

02/04/24
ルカシェンコ大統領は23日、国民評議会で年次演説を行い、OSCEミンスク監視顧問団の権限の再検討を行うと述べた。大統領によると、OSCEグループの行動は権限を逸脱しており、現政権の転覆をねらっている。

02/04/24
ルカシェンコ大統領は、最近政府高官のために170台のベンツを購入したことを明らかにしたが、その資金の出所は明らかにしなかった。「自分のビジネスで合法的に得た資金であり、公金には1コペイカも手をつけていない」と述べた。

02/04/25
ベラルーシ外務省は24日、ロシアNTVテレビの記者Selinに対し、「偏った不確かな報道」をしていると警告した。この警告は、ベラルーシからの移民増加と反対派の集会に関する報道に関連していると思われ、外務省は、Selinに対し謝罪を要求している。

02/04/26
Kabyakou副首相は25日、ベラルーシ国営企業の売れ残り在庫が2002年3月末で1兆ベラルーシルーブル(6億ドル)に達したと述べた。副首相によると、ベラルーシ産品の競争力の改善が主要な問題尾である。

02/04/26
ルカシェンコ大統領は25日、ナショナル美人コンテストを開催するよう、政府に対し命令を出した。命令書によると、コンテストの目的は、青年の美的・精神的教育、衣装文化の発展、ベラルーシファッションの宣伝である。

02/04/29
ミンスクで26日、反対派の主催により、チェルノブイリ事故16周年を記念する集会が開かれ約4000人が参加した。デモはミンスク市当局により許可され、混乱はなかった。

02/04/29
ルカシェンコ大統領は26日、チェルノブイリの汚染地帯を訪問し、EU加盟の条件としてリトアニアが停止しようとしているイグナリーナ原発の購入を検討する用意がある、と述べた。「我々の専門家は原発購入についていくつかのプランを私に提案している」と大統領は述べた。

02/04/30
Navitski内閣は29日、大統領に対し2002年第1四半期の業績報告を行い、その模様がテレビ中継された。大統領は、昨年設定した12の目標のうち6つが達成できなかったとして、その場で保健大臣と4人の国営企業体責任者を解任した。Navitski首相に対しては「第2四半期中に状況を改善できなければ、新しい職探しが必要になる」と警告した。