ウクライナ国内ニュース

2003年7-9月



  


安全研究グループのトップページへ
2003年9月

03/09/02
我らのウクライナ(Yuchchenko)、Tymoshenkoブロック、社会党(Moroz)、共産党(Symonenko)のリーダー4人が1日キエフで、クチマ大統領の政治改革提案を議論した。Tymoshenkoによると、4党は、憲法改定と「権力グループの排除」という2つの目的を目指している。MorozやSymonenkoが示した改革案は一般的には受け入れられるが、多くの問題がある。とくに、改革案の導入が2004年か2006年か、大統領を選ぶのは直接選挙か議会か、について合意されていない。

03/09/03
クチマ大統領は2日、Zlenko外相を解任し、後任にHryshchenkoを任命した。Zlenkoの解任は、法で定められた65歳の定年に達したため。Hryshchenkoは49歳で、2000年1月から駐米国大使を勤めていた。

03/09/04
Piskin検事総長は3日、2000年のGongadze記者殺害事件を含め、政府高官の関係した事件の捜査を終えた、と述べた。Piskinによると、Gongadze事件では3人の容疑者がリストに入っている。

03/09/04
Khochunskyy検事は3日、反対派Tymoshenkoブロックのリーダー、Tymoshenkoが、ウクライナ統一エネルギー(YeESU)の会長をしていた1996年に、Lazarenko元首相に対し8688万ドルの賄賂を渡していた証拠を入手した、と述べた。

03/09/05
Azorov第1副首相とBarbone世界銀行ウクライナ担当は4日、ウクライナの税金徴収改革10年計画に対し4000万ドルの貸与を行う協定に調印した。

03/09/08
2004年に大統領を選挙で選出し、2006年に、議会の3分の2によって選ばれた任期5年の大統領と交代する、という政治改革案が最高会議に提出された。また、450議席の議会選挙は完全比例代表制が提案されている。これらは、大統領府、共産党、社会党の最近の合意に基づくもので、大統領派議員Bohatyryovaによると、すでに254人が支持している。憲法修正には300人が必要。

03/09/09
我らのウクライナを構成している、ルフのKostenko議員は8日、「大統領府とぐるになって、共産党は民主的反対派をつぶそうとしている」と共産党を批判した。我らのウクライナ、共産党、社会党、Tymoshenkoブロックはこの4月に、政治改革で共同歩調をとることで合意していた。

03/09/09
Khoroshkovskyy経済大臣とCrowly米国国際開発局ウクライナ・モルドバ・ベラルーシ地域代表はキエフで8日、政府間覚え書きに調印した。覚書によると、2003年に米国開発局はウクライナに対し、経済改革やWTO加入準備などのプロジェクトに1億5000万ドルの援助を行う。

03/09/10
Krylenko農業省次官は最高会議で9日、ウクライナは今年、75万トンの小麦と23万トンのライ麦を輸入したと述べた。今年の末までにさらに200万トンの輸入が必要となる。

03/09/11
ヨーロッパ統合に関する議会委員会は10日、クチマ大統領に対し、18-19日のヤルタCISサミットで予定されている、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンとの4カ国共同経済ゾーンの協定に調印しないよう勧告した。委員会の見解では、この調印は、ヨーロッパへの統合と矛盾する。

03/09/11
最高会議は10日、歳入582億フリブナ(109億ドル)とする、2004年度予算案を登録した。2004年のGDP成長は4.8%、インフレは6%と見込まれている。

03/09/12
Yanukovych首相は12日、最高会議に対し、ロシア、カザフスタン、ベラルーシ、ウクライナ共同経済圏協定について、16日に審議するよう求めた。協定は、18-19日にヤルタで予定されているCISサミットにおいて、クチマ大統領の調印が予定されている。一方、労働党のTyhypko党首は11日、協定に調印しなければ内閣から3閣僚を引き上げる、と述べた。

03/09/16
最高会議は16日、4カ国共同経済圏協定に関する審議をはじめた。協定に調印したAzarov副首相は、協定は、ウクライナのWTOやEUへの加盟の障害になるものではない、と述べた。一方、我らのウクライナは15日、協定に署名しないようクチマ大統領に求める声明を発表した。

03/09/17
約3000人が16日、ジャーナリストGongadze失踪3年にちなんでキエフで集会を行った。Gongadze記者の首なし死体が、2000年11月にキエフ郊外で発見されている。大統領警護官Melynychenkoの録音テープによると、クチマ首相とKravchenko内相がGongadze殺害に関係している。

03/09/18
4カ国共同経済圏協定について、最高会議は291対13で協定を支持する決議を行った。支持したのは、大統領派、共産党、社会党で、我らのウクライナとTymoshenkoブロックは、投票に参加しなかった。

03/09/19
大統領派議員は18日、憲法改定案の新バージョンを最高会議に提出した。新案によると、先の案の2006年ではなく、大統領は2004年に現在の議会によって選出される。また、議会選挙は、2006年ではなく、2007年に実施される。「新提案はこの国での誠実な選挙を否定している」と我らのウクライナのYushchenkoは批判した。

03/09/19
CISサミットが18日、クリミア半島のヤルタで2日間の日程ではじまった。18日は、外相会議、首相会議が開かれたが、各大統領は、個別に非公式な会談を行った。ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、カザフスタンの大統領は19日、統一経済ゾーン創設に関する協定に署名した。

03/09/22
ヤルタで開かれているCISサミットは19日、携帯型対飛行機ミサイルの売買を監視することで、トルクメニスタンを除いて、合意した。Sergeevロシア国防相によると、グルジア、ウクライナ、アゼルバイジャンを説得するのに少々手間取った。

03/09/23
クチマ大統領は23日、Buteyko在ルーマニア大使の辞任を承認した。大使の辞任は、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンとの単一経済圏協定の調印に抗議したもの。

03/09/24
Chalyy外務次官は23日、新たに結成されたCIS自由貿易圏へのウクライナの参加は限定的にすべきだ、と語った。彼によると、ウクライナがEUとの統合を目指すなら、CISと共通関税や共通通貨をもつべきではない。

03/09/25
クチマ大統領は24日、第58回国連総会で、1000万人が犠牲となった1932-33年のウクライナの大飢饉を追悼するよう求めた演説を行った。「不幸なことに、1933年に世界は、ウクライナで毎分17人が死にながらもソビエトが穀物を輸出していた、という悲劇を知らなかった。悲劇を繰り返さないために事実を知ることが必要だ」と大統領は述べた。

03/09/26
ウクライナ経済相Khoroshkovskyyは25日、18億ドルの負債の支払いを、予定より6年早めてこの2年間で終了することでIMFと合意した、と発表した。国立銀行総裁Tyhypkoは8月に、ウクライナのIMFへの負債は今年中に返済できると述べていた。

03/09/29
副検事総長Shokinは26日、2001年7月にDonetsk州でおきた、ジャーナリストAleksandrovの殺害事件容疑者として、4人を逮捕したと発表した。Shokinによると、事件はAleksandrovのジャーナリスト活動と関係していた。

03/09/30
リボフ州Verblyany村の住民約300人が29日、Yavorivskyy演習場への道路を封鎖し、ウクライナ軍とNATOイタリア軍との合同演習を中止させた。村人によると、イタリア軍が演習場に来た後に約120人の子供に重いセキ症状が起き、その病気は演習と関連している。Yavorivskyy演習場では1997年から合同演習が行われている。
 
 



2003年8月




03/08/01
ウクライナとポーランドは31日、Brody-Plockパイプライン計画を実施する合弁企業設立に調印した。ウクライナ側はUkratransnafta社、ポーランド側はPern社が署名し、Yanukovychウクライナ首相とLeszekポーランド首相が立ち会った。

03/08/04
ロシア農業相Gordeevによると、2003-4年にかけてのロシアからウクライナへの穀物輸出を100万トンにすることで、モスクワ訪問中のYanukovychウクライナ首相と合意した。ウクライナは、不作のため280万トンの穀物輸入が必要と見込まれている。

03/08/05
カザフスタン訪問中のYanukovychウクライナ首相は4日、1トン当り600-750フリブナ(112-140ドル)の価格で、120万トンの穀物をカザフスタンから輸入することで合意した、と発表した。そのうち80万トンが政府間取引で、残りは民間企業が扱う。

03/08/06
Gongadze記者殺害に関与したとみなされている元警察官Honcharovが1日、刑務所から病院へ運ばれる途中、救急車内で死亡した、とInterfax通信が報じた。HoncharovはGongadze事件に関して、検察総局へ今月手紙を出す予定であった。政府の汚職を報じていたGongadze記者は1999年行方不明となり、首なし死体のみ発見がされている。この事件ではいまだ誰も訴追されていない。

03/08/07
ロシアのチェルノミルディン駐ウクライナ大使は6日、1932-33年のウクライナでの飢饉について、ロシアが謝罪する気はない、と述べた。「飢饉はソビエト全体で起きたもので、なぜロシアが?」と語った。最高会議は、この飢饉はソビエト政権によるジェノサイドであった、という決議を5月に採択した。歴史家によると、700?1000万人のウクライナ人が餓死した。

03/08/12
クチマ大統領は11日、最高会議が7月に採択した、消費税を20%から17%に引き下げる法案に対し、拒否権を行使した。

03/08/14
Gongadze殺害事件議会調査委員会のOmelenko委員長は、ウクライナ治安警察に対し、事件に関する情報をもっている参考人を特別に保護するように要請した。事件に関係した元警官Honcharovは、8月1日に留置場で死亡したが、Gongadze殺害犯に関する情報を提供しようとしていた。

03/08/15
クチマ大統領は14日、65歳の誕生日に、収監者1万人をふくめ、約3万人に対する恩赦法案に署名した。前回の恩赦は2001年のウクライナ独立10周年のときで、3万7000人であった。ウクライナの監獄には現在19万8000人が収容されている。

03/08/18
Ryzhuk農業大臣は17日、予想される不作のため200?250万トンの穀物を輸入するだろうと語った。2002年の収穫量は3900万トンであったが、今年は2000?2500万トンと予測されている。大臣によると、食料の高騰は、不作の予測のみならず、マーケットの行き過ぎた自由化が原因となっている。

03/08/19
ウクライナ警察は18日、飛行許可なしに個人の飛行機でドニプロペトロフスクにやってきたドイツ老人3人を逮捕した。74歳のパイロットは第2次大戦の退役軍人で、昔戦った場所を訪問しようとしていた。連れの2人は64歳である。

03/08/20
ウクライナの経済・欧州統合大臣Khoroshkovskyyは19日、8月15日にカザフスタンで合意されたロシア、ウクライナ、ベラルーシ、カザフスタンの自由貿易ゾーン構想は、ウクライナのヨーロッパ統合への妨げにはならない、と語った。一方、ECのMann報道官は18日、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンとの共同経済圏の調印は、EU参加に対するウクライナの熱意を疑わしめる、と述べた。

03/08/22
21日に24の州から74の代表団が集まってキエフで、「ウクライナのために!Yushchenkoのために!」という全ウクライナ組織が結成され、我らのウクライナのYekanurov議員が議長に選ばれた。名誉議長に選ばれたYushchenkoは、クチマ大統領の政治改革路線が変更され、「数日中に2つの勢力が妥協して憲法改定案を取り下げ、より陰険な案が提出されるだろう」と警告する演説を行った。

03/08/22
共産党のSymonenkoと社会党のMorozはキエフで21日、憲法改定にむけて、大統領府と反対派の間で作業が進められていると語った。大統領府長官Medevedchukを交えた検討の結果、(大統領、議会、地方議会の)同時選挙の実施と、大統領による一定の大臣の指名について合意している、とMorozは語った。また、議会が大統領を選出することも検討されている。Symonenkoによると、共産党は、2004年の大統領選挙は現在の法律で行い、完全比例代表制のもとで選ばれた議会が、2006年に新大統領を選ぶことを提案している。

03/08/25
クチマ大統領は、独立記念日前日の23日、反対派と合意に達した、新たな憲法改定案を支持すると述べた。「憲法改定に必要な多数(300票)の支持はすでに確保されており」議会で承認されるべきである、と語った。なお、6月に議会に提出していた大統領案は21日に撤回された。

03/08/26
クチマ大統領は26日、「議会が大統領を選出するというやり方に賛成するつもりだ」と述べた。共産党と社会党が、大統領府の代表とともに、憲法改定案を準備している。

03/08/27
ウクライナのNafthazとロシアのガスプロムが参加する国際企業体により、Luhansk州NovopskovとカルパチアのUzhhorodを結ぶ、新たなガスパイプラインの建設が計画されている。パイプラインの長さは1500kmで、建設費は20-25億ドルと見込まれる。新パイプラインにより、ウクライナ経由でのヨーロッパへのガス供給量は、現在の1100億立方mから1310億立方mとなる。

03/08/29
我らのウクライナのリーダーYushchenkoは28日Ternopil市で、「憲法改定ではなく当局の変化が、ウクライナに調和をもたらすことができる。直接選挙で権力を選ぶ人々の権利を奪ってはならない」と、クチマ大統領が提案した政治改革案を批判した。「現当局は、大統領選挙に勝てないと判断し、自分たちの権力を延命させるため憲法改定を試みている」と述べた。

03/08/29
ウクライナ国立宇宙局は28日、ロシアのAK-74カラシニコフ機関銃の新モデルAK-74Veprを発表した。AK-74Veprは、ロシアモデルより200g軽く、精度が2倍向上している。設計者である国防省は、数万挺を購入し、国境警備や平和維持部隊に配布する。
 
 
 
 


2003年7月

03/07/01
我らのウクライナのYushchenkoは1日、農業救済のため、農業分野の免税と未納分に対する追徴免除の暫定特別法を作るよう議員に訴えた。Yushchenkoによると、消費者の食料品買いだめと値上がりで、ウクライナの食料品市場が崩壊しているが、そうした特別法で事態を緩和できる。

03/07/02
ウクライナ国防省によると、イラクへ派遣される予定の1800人の部隊は、9月1日から任務にあたる。ポーランド管轄の国際支配地域の中のAl-Kutに配備され、1200人の米国海兵隊と交代し、バグダッド南部のハイウエイのパトロールや物資輸送の警備を行う。

03/07/03
Azarov副首相兼農業相は3日、外国での穀物調達のため、2億ドルの借金を認めるよう議会に要請した。今年の不作を予想して、ここ数週間、食料品が値上がりし、消費者は買いだめしている。

03/07/07
ヤルタで開かれていたGUUAMサミット(グルジア、ウクライナ、ウズベキスタン、アゼルバイジャン、モルドバ)は4日、2日間の日程を終わり共同宣言を採択した。GUUAMの第1の課題は経済発展で、自由貿易ゾーンの創設を提唱している。

03/07/08
クチマ大統領は7日、憲法改正案をめぐる議会での政府派と反対派の対立について「まったく無責任である」と述べた。3日に、憲法改正に関する政府案と反対派案のどちらを憲法裁判所の審議にまわすかをめぐって対立した結果、議会は法律の採択をできなくなった。「国家の最高責任者は、不効率な議会を解散する権利をもたねばならない。そうすれば議会も慎重に責務を果たすであろう」とクチマ大統領は語った。

03/07/09
約4000人が9日、最高会議の前で、食料品値上がりや社会保障の制限に抗議する集会を開き、経済・欧州統合大臣などの解任を求めた。集会には、共産党、社会党、我らのウクライナ、祖国党などが参加した。

03/07/10
最高会議は9日、国産穀物の買い上げと農業者への損失補償のための予算7億6000万フリブナ(1億4300万ドル)についての予算修正を承認した。また、政府に対し、輸入砂糖の関税引き上げを求めた。

03/07/10
クチマ大統領は10日、「いかなる状況においても」自分の任期延長を求めない、と断言した。「私の任務は、憲法に沿って透明な手順により、次期大統領が選出されるようにすることである」と述べた。

03/07/11
最高会議は10日、Volhynia虐殺事件60周年の宣言を、白熱した議論ののち227対25で採択した。宣言は、1943-44年におきた一連のVolhynia事件をウクライナとポーランド両国にとっての悲劇であったと述べている。ポーランド人への虐殺が最初に述べられ、ウクライナの犠牲者は最後の部分でしか述べられていないことが議会での論争となっていた。

03/07/15
クチマ大統領は14日にキエフで開かれた金融モニタリングの定例会議で、マネーロンダリングの監視を強化するよう命令した。

03/07/16
クチマ大統領は15日、反対派が議会に提出している憲法改正案を、「議会が大統領を操り人形にしようとするもの」と批判した。「我らのウクライナのYushchenkoが次期大統領になったとしても、自らの政府を作れず議会多数派のいいなりになってしまうだろう」と述べた。

03/07/18
ウクライナの13のNGOが、米国国際援助(USAID)の主宰するウクライナ社会行動ネットワーク(UCAN)から補助金を受けることになり、キエフで17日に調印された。各補助金の額は1万ドルから5万ドルで、農業改革、女性と子供の権利の防衛、議会活動の透明化などのプロジェクトに使われる。USAIDは合計約60のNGOに100万ドルを補助する予定である。

03/07/21
我らのウクライナのYushchenkoは19日、クチマ大統領による憲法改正案の取り下げを歓迎する、と述べ、議会選挙への完全比例代表制の導入を強調した。

03/07/22
右翼勢力の代表が21日、ユダヤ人虐殺の場所であるキエフのバービーヤルにユダヤ社会文化センターを建設するプランに反対を声明した。声明は、クチマ大統領と政府高官に対し「死者に安寧を」と呼びかけている。バービーヤルでは、ナチスドイツにより1941年9月29-30日、3万3000人のユダヤ人が殺害され、ウクライナ人、ジプシーその他を含め戦争中に約10万人が殺された。

03/07/24
Yanukovych首相は23日の閣議で、最近の食料価格上昇に関連し、経済政策、農業政策関係者を批判した。彼によると、物価上昇は人為的なものであり、地方当局、議会関係者、政府関係者が関与している。Yanukovych首相はクチマ大統領に、ドニエプロペトロフスク州、ポルタヴァ州、チェルニフツィ州の知事を解任するよう求めた。

03/07/30
クチマ大統領は29日、ポリタヴァ州とチェルニフツィ州の知事を解任する大統領令に署名した。ウクライナ政府は先週、農業経済政策に関連して、両知事とドニエプロペトロフスク州知事の解任を求めていた。

03/07/31
ウクライナ政府とポーランド政府は30日、新たなビザ協定に調印した。10月1日から発効する協定によると、ウクライナ人のポーランドビザは無料になり、ポーランド人はビザなしでウクライナを旅行できる。

03/07/31
クチマ大統領は30日、ドニエプロペトルフスク州とザポリジェ州の知事を解任した。前日の2知事を含め、4人の知事が解任され、後継4知事が任命された。