梅雨の季節の彩り
== 天使のトランペット ==

未央柳 コバノランタナ エンゼルズトランペット


一般に「朝鮮朝顔」(和名)または「曼陀羅華まんだらげ」(漢名)と呼ばれるナス科の一年性草本は、

インド、中近東、中南米原産でロート状の花が上向きに咲くのが特徴。アルカロイド類を含み、
毒性が強い。

17世紀に日本に渡来し、薬用として栽培された。

19世紀初頭に蘭学医華岡青洲(1760〜1835)が全身麻酔薬として使い、乳癌摘出手術に成功したことで有名。

現在、「日本麻酔科学会」のマークに用いられている。
こちら

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朝鮮朝顔の葉を野菜ジュース材の一部として使った老夫婦が、救急車で運ばれた例がありました。

根・葉・種子は、他の食材(牛蒡・ハーブ・胡麻)と勘違いして誤食しやすいので要注意だそうです。


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画像は、茎が木質化する木立朝鮮朝顔(
英名Angel's trumpet エンゼルズ トランペット。ブラジル原産の常緑低木)

名前の通り、ラッパ状の花が下向きに咲く。花色は白・黄色・薄オレンジ・薄桃色等がある。勿論有毒。

撮影・編集: Y.FUJIKAWA
撮影日:6月13日 2002年

未央柳 コバノランタナ エンゼルズトランペット

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