クリスマスローズは人気急上昇中の園芸種で、広く知られるようになってきました。

クリスマスローズ・ホワイトスポット

キンポウゲ科

日本で普及しているクリスマスローズは
アジア系の春咲き品種レンテルローズ。
(本来のクリスマスローズはヨーロッパ原産ヘレボラス・ニゲル)

花びらに見えるのは実はがく片。
カラー:白・桃色・緑・濃紫・黒etc.

★★★

根茎にヘレボレイン(ステロイド系物質)を有し、
中世、万病薬・悪魔除けとして使われた。
(現代は、強心剤・利尿剤)

イングランド・エリザベスT世時代は憂鬱を払う花とされた。

★★★

名前の由来

信心深い少女がキリスト誕生を祝う捧げものとして
天使から与えられたいう中世の伝承による。
天使が雪中に咲かせたという・・・
(その他、エデンの園に咲いていたという伝承も)

歴史的には、キリスト誕生の300年前から知られていた。
古代ギリシャのパルテノン宮殿の近くに自生していたという。
クリスマスローズの属名ヘレボラスは、
ヘレニズム文明を語源にしている。


このように、うなだれて咲きます。



下から撮影したもの(逆光)


撮影・編集:Y.FUJIKAWA
撮影日:2002年2月 撮影場所:自宅(3年もの鉢植)


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