熊取アトムサイエンスパーク構想講演会「BNCTの夜明け」開催

2012年9月28日 更新

「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)」は、昭和49年から熊取町内に立地する京都大学原子炉実験所で研究が積み重ねられてきた革新的がん治療法です。1日も早い実用化が期待されているBNCTですが、このたび世界で初めて、BNCTの治験が当実験所で始められようとしており、将来の医療展開に向けた第一歩が踏み出されます。このBNCTの基礎的内容と最新の治験に向けた取組状況を紹介します。
多くの方のご参加をお待ちしています。

ポスター (PDF)

 

日時 平成24年11月10日(土) 13:30〜16:30 (午後1時開場)
場所 熊取町 町民会館ホール
対象 がん診療拠点病院の医師、一般
主催 熊取町、京都大学、大阪府
後援 文部科学省、近畿経済産業局
内容  BNCTのわかりやすい仕組みと、最新の治験に向けた取組状況について

テーマ・講師

第1部:「ホウ素中性子捕捉療法とは」

京都大学原子炉実験所 助教 田中(たなか) 浩基(ひろき) 氏

第2部:「加速器による治験が始まろうとしています」

京都大学原子炉実験所 教授 小野(おの) 公二(こうじ) 氏

定員

500名(当日先着順)

【参加費】

無料

【申し込み】

不要

【問い合わせ】

京都大学原子炉実験所総務掛 ☎072-451-2300

 

 

※治験とは

「医薬品・医療機器の候補」を人に用いた場合の効果と安全性を調べ、薬事法上の承認を得るために行われる臨床試験のことです。