pH観察実験

材  料
  • むらさきキャベツ
  • 塩(しお)
  • ビニールぶくろ
  • たまごパック
  • スポイト
  • 乾電池(9ボルト)
  • はりがね
  • ワニ口(わにぐち)クリップ
  • ろ紙(クッキングペーパー)
  • コップ
  • ¤ せっけん水
  • ¤ たんさん水
  • ¤ クエンさん
  • ¤ セスキたんさんソーダ
  • ¤ 酢(す)
  • ¤ じゅうそう
  • ¤ 砂糖(さとう)
注意
注意
工作や実験をする前にかならずよんでね!
こどもだけでこうさくやじっけんをしないでください。
かならずおとなの人といっしょにするようにしましょう。
じっけんにつかうものを、のんだり、たべたりしないようにしましょう。

保護者のかたへ
  • 工作・実験を行う際は、必ず手順を読んでから行ってください。
  • 刃物や器具の取り扱いには十分注意し、けがをしないようにしましょう。
  • 小学生など低年齢の方が実験を行う場合は、必ず保護者と一緒に行ってください。
  • 観察に使う粉や液体は、その注意書きをよく読んで、十分注意して使ってください。

観察してみよう

むらさきキャベツをつかって身の回りにある粉や液体の性質(せいしつ)をしらべよう!

1 むらさきキャベツを、こまかくちぎります。ビニールぶくろに、ばらばらにしたむらさきキャベツと塩(しお)を入れて、よくもみましょう。
      

2 むらさきキャベツからしみ出した液体をコップに入れます。むらさきキャベツの液体を水で2倍にうすめてから、スポイトを使ってたまごパックに少しずつ入れます。

         

     

3 左上からじゅんばんに7しゅるいの粉や液体(せっけん水・たんさん水・クエンさん・セスキたんさんソーダ・す・じゅうそう・さとう)をすこしずつ入れてみます。むらさき キャベツの色がかわるようすをかんさつしよう!


4 何色にかわりましたか?


5 たまごパックのまだつかっていないところに「じゅうそう」をちょっぴり入れます。

そこに「す」をスポイトで1てきずつ入れながら、色がかわるのを かんさつしよう!



作ってみよう!

電気ペンで絵をかこう!

1 アルミのお皿のでこぼこを たいらにしてください。

   


2 アルミのお皿にろ紙(クッキングペーパー)をおいて、その上にむらさきキャベツの液体をしみこませよう。あまった液体はコップにもどしましょう。

   


3 はりがねと くろのワニ口クリップ をつなぎます。アルミのお皿と あかのワニ口クリップ をつなぎます。   


4 でんちをつなぎましょう。はりがねのついているワニ口クリップで、もじをかいてみると・・・  


5 どんな色がかけましたか? 「でんき」のちからで、酸(さん)やアルカリができます!

  むらさきキャベツいがいにも、あかワイン、しそ、カレー粉でも色がかわります。ためしてみてください!



どうしてだろう?なるほど!

なぜ色がかわるんだろう?

むらさきキャベツの色のもとになっているのは、「アントシアニン」という物質(ぶっしつ)です。世の中にある液体は酸(さん)性・中性・アルカリ 性にわけられますが、アントシアニンは酸(さん)性やアルカリ性になると色がかわるのです。

酸(さん)性やアルカリ性のつよさはpH(ペーハー)という数字であらわします。pHが7のときが中性で、7よりちいさいと酸(さん) 性、7よりおおきいとアルカリ性です。

「じゅうそう」(アルカリ性)をちょっぴり入れたむらさきキャベツの液体に、「す」(さん性)を1てきずつ入れていくと色がかわっていきました。アル カリに酸(さん)をすこしずつ、まぜていくと中和(ちゅうわ)という現象(げんしょう)がおきて、中性にかわります。さらに、酸(さん)を入れていく と液体は酸(さん)性にかわっていくため、むらさきキャベツの色もそれにあわせてかわっていくのです。

電気(でんき)ペンでむらさきキャベツの色をかえることができたことからわかるように、酸(さん)やアルカリは、でんきをつかってつくることもできま す。むらさきキャベツの液体にふくまれる水(みず)はふつう、中性です。ところが電気(でんき)ペンをつなげると、マイナスがわ(くろのワニ口クリッ プ)につないだペンのさきでは、水(みず)分子(ぶんし)が分解(ぶんかい)され、アルカリがつくられます。そのためむらさきキャベツの色がかわりま す。

電気(でんき)ペンのプラスとマイナスをぎゃくにすると、ペン先では酸(さん)がつくられるようになります。そのため、むらさきキャベツの色もちがう 色にかわります。これも、ためしてみてください。

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