材料 | |
---|---|
1%アルギン酸ナトリウム水溶液 5%塩化カルシウム水溶液 食用色素 蛍光色素 |
|
実験器具 | |
|
|
この実験(じっけん)はアトムサイエンスフェアで体験(たいけん)してね! |
実験器具を写真のように組み立てます。赤く見えているのは、食用色素で色をつけたアルギン酸ナトリウム水溶液です。
2方コックをゆっくりと開けて、アルギン酸ナトリウム水溶液をたらします。このとき、マグネティックスターラーのスイッチを入れて、ビーカーの中の回転子を回し、たらしたアルギン酸ナトリウム水溶液がくっつかないようにするのがコツです。
アッという間にアルギン酸ナトリウム水溶液が固まってゼリー状になります。人工イクラのできあがり!
青い食用色素で色をつければ、ご覧の通り!おいしそうじゃないですけどネ。
蛍光色素をアルギン酸ナトリウム水溶液に混ぜておけば、ブラックライトをあてることで、ひかるイクラを作ることができます。
JW Player goes here
どうしてイクラができるんだろう?
「アルギン酸」は、コンブなどの海草に含まれる物質で、海草のねばねばとした成分そのものです。カルシウムに触れるとアッという間にゼリー状になる性質を持っているので、人工イクラの原料として用いられています。
この実験教室では、アルギン酸がゼリーになる性質を観察して、身近な食品に応用された科学的な原理を体験してください。
※市販されている人工イクラは、調味料やダシ、食用油などを複雑に加えて製品化してあります。