ABOUT US
この研究室(分野)では、原子力施設や放射線利用施設の従事者や周辺住民の方が、放射線による健康への影響を受けることなく、安心して仕事をしたり生活するために必要な「放射線の安全管理」に関する研究を行っています。 平成23年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故では原子炉でできた放射性セシウム等が環境中に放出され大きな問題になりましたが、環境中の放射線・放射性物質は私たちの生活と密接に関係しており、事故時はもとより平常時から適切に管理される必要があります。 この研究室では、農業・地域環境との関連から放射線管理に関し、幅広く研究と教育を実施しています。
この研究室は組織的には以下の2つの研究分野を担当しています
- 京都大学複合原子力科学研究所 原子力基礎工学研究部門 放射線管理学研究分野
- 農学研究科 地域環境科学専攻 放射線管理学分野
大学院生募集
当研究室では、大学院生(修士・博士後期課程)を募集しています。本研究室の学生になるためには、京都大学大学院農学研究科専攻の入学試験を受験いただく必要があります。
院生募集についての募集要項は、こちら↓から
http://www.kais.kyoto-u.ac.jp/japanese/admission/div_adm_info/
http://www.kais.kyoto-u.ac.jp/english/admission/div_adm_info/ (English)
NEWS & TOPICS
- 2023.09.01 藤川陽子教授が新しく着任されました。
- 2023.03.31 五十嵐教授が退官されました。→2023.04.01 非常勤研究員として採用されました。
- 2023.03.01 八島先生が准教授に昇任されました。
- 2021.08.26 2021年度日本エアロゾル学会 学会賞を受賞しました。
「温帯落葉広樹林から放出されたバイオエアロゾルの輸送過程数値解析 」
南 光太郎, 堅田 元喜, 北 和之, 反町 篤行, 保坂 健太郎, 五十嵐 康人 - 我が国における金属由来の粒子酸化能の大気中濃度について、初めて予測に成功、発生源別の寄与率を評価 -健康影響の低減に効果的な大気汚染物質の削減に向けて-
2021年3⽉22に、国際学術誌「Scientific Reports」に掲載されました。 - 2020.12.24に「福島原発事故で放出された放射性物質の多面的分析」専門研究会が開催されました。
プログラムはこちら 講演資料はこちら - 2020.12.17に「放射性廃棄物処分に係わる生活圏被ばく線量評価パラメータ」専門研究会が開催されました。プログラムはこちら
- 放射性セシウムを含む真菌類の大型胞子の放出が森林環境での雨により増加することを発見
2020年9月18日に、国際学術誌「Scientific Reports」に掲載されました。 - 2019.12.19に「福島原発事故で放出された放射性物質の多面的分析」専門研究会が開催されました。
プログラムはこちら - ホームページをリニューアルしました。(2019.4.8)
- 五十嵐康人教授が新しく着任されました。(2019.1.1)