粒子線生物学研究分野    研究室のサイト

 

助教 真田 悠生 sanada*

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当複合原子力科学研究所にてにて実施されている中性子捕捉療法を中心とし、がん治療の発展に寄与する生物学的データの取得と解析を生命科学・医学的見地から行っており、培養細胞を用いる実験から実験動物を用いる実験まで、段階的に研究を展開している。具体的には、DNA修復メカニズムに関連する研究、固形腫瘍内の微小環境と腫瘍細胞の感受性との関連を検出することによる各がん治療法の評価に関する研究、局所の腫瘍に対する 治療が及ぼす遠隔転移能に対する影響に関する研究、新規の中性子捕捉化合物のスクリーニング研究などである。今後は、理工系各分野の研究者を擁する当研究所員構成の特性を生かし、生体構成物質の解析を行っている工学・化学系の研究者との共同研究プロジェクトも視野に入れている。

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