平成30年9月18日(火)〜20日(木)
京都大学 吉田キャンパス
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
実行委員長 大槻 勤
京都大学 複合原子力科学研究所(旧 原子炉実験所)教授
2018日本放射化学会年会・第62回放射化学討論会は京都で開催されます。 期間は平成30年9月18日(火)〜20日(木)の3日間を予定しています。
放射化学討論会は、わが国の核・放射化学研究者の研究発表と交流の場であり、第1回会合は斎藤信房(東大)が世話人となり、
“死の灰”分析で知られるビキニ事件から間もない1957年に東京で開催されました。その後毎年1回開催され、本年9月に京都で開催される討論会は第62回目にあたります。
この歴史ある放射化学討論会は研究者の自主組織「放射化学研究連絡委員会」によって長らく運営されてきましたが、1999年10月の日本放射化学会の設立からは、
当学会の年会としても位置付けられ、日本放射化学会年会・放射化学討論会という二つの名称を冠した大会となっております。
本年会・討論会は、核・放射化学を中心に、年々学際的な色を強めながら、広い分野の多くの研究者に、日々の研究成果の発表や情報収集の機会として、活用して頂いております。
2018日本放射化学会年会・第62回放射化学討論会も、例年通り、原子核反応、放射性核種、放射線利用をキーワードに、核・放射化学、物理学、宇宙地球化学、福島問題、医学・薬学、核鑑識等、幅広い分野の研究の交流の場として開催されます。
特に今回は、放射化学と同様に核反応を基礎とする原子核物理の分野、また歴史的にその応用分野として放射化学と関わりの深い宇宙地球化学の分野において、
多くの業績をあげられている世界的に高名な研究者を招待し、各々の特筆すべき研究成果や最新のトピックを紹介していただくことを企画しています。
もちろん、この他にも、各分野において通常の講演も多く募集します。この機会を通じて、京都から、従来のこの分野の研究者だけでなく、境界分野や他分野の、特に若手研究者にむけて、「放射化学」の重要性が発信されることを期待しています。
1 | 核・放射化学 |
2 | 宇宙地球化学 |
3 | 環境放射能(福島関連+それ以外) |
4 | 原子核プローブ |
5 | 医学・薬学・生物学におけるRI利用 |
6 | 放射化学的手法を用いた応用研究 |
7 | その他 |