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研究室紹介 |
当研究室には教授1名、准教授2名、助教2 名の合計5 名が所属しており、その専門分野も中性子の利用から原子炉の管理、原子力施設の臨
界安全性評価、核データ測定・評価、原子炉の熱流動解析まで広範囲な研究を実施しております。特に核データ測定である微分実験と原子炉を利用した積分実験及び数値計算を一つの研究室で同時にできる、大学としては日本で唯一の研究室です。
更に、当研究室のスタッフは京都大学研究用原子炉(KUR)、
電子線加速器(KURRI-LINAC、通称LINAC)の運転・管理に携わっております。
先に挙げた当研究室で行っている研究活動は大きく4つに分けることができます。
@中性子源の利用に関する研究
LINACを使用し原子炉における中性挙動や核変換処理の成立性評価のために必要な核データの測定研究を行っています。高精度な核データは核特性の不確かさ減少につながり、例えば原子力施設の臨界安全性の向上に寄与します。
A原子炉物理に関する研究
原子炉核特性解析手法の研究、KURの核設計や安全評価等、理論を中心に研究を行っています。また、理論だけではなくKURの核特性の測定も行い、新規のベンチマークデータとして核データ検証に活用しています。
B原子力施設の臨界安全に関する研究
原子炉物理を基礎として原子力施設及び設備の臨界安全性や解析手法に関する研究や、臨界ベンチマーク評価に対する核データの検証を行っています。
C原子炉熱流動に関する研究
沸騰伝熱や多次元気液二層流、安全解析および安全評価に関する研究を行っています。
以上のように、当研究室では中性子の利用から原子炉の管理、原子炉の熱流動解析まで広範囲な研究を実施しております。特に核データ測定である微分実験と原子炉を利用した積分実験を一つの研究室で同時にできる
大学の研究室は日本で当研究室のみです。
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