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目的とまとめ
ADS技術開発に関するこれまでの知見のまとめ
ADSの特性は未臨界炉の特性に大きく左右される
● ADSでは未臨界炉中の中性子増倍が支配的
∵ 固有値計算によって特性の大部分が把握できる
∵ 加速器をCW運転すれば炉心の中性子スペクトルはほぼ未臨界炉固有のものと
等しくなる
現行の核設計法ではADSの詳細な核設計には精度が不十分
● keffではなくて1/(1-keff)の精度が問題
∵ ADSにおける中性子増倍はほぼ1/(1-keff)に比例する
→ 核データ及び核計算法の精度向上が不可欠
→ 未臨界炉等の高精度測定法の開発が必要
ADSの動特性計算法の開発が必要
→ 遅発中性子を考慮したモンテカルロ計算法の開発が必要