KURNS-LINACを利用するには(申請手続き・利用手続き)


共同利用申請

 KURNS-LINAC(ライナック)は全国共同利用施設ですので、研究所内の他の施設と同様に共同利用研究課題申請が必要です。研究所で実験を行うには、所属機関で放射線業務従事者として登録されていなければなりません。なお、ライナックを利用する実験を新たに開始する場合には、申請に先立ち、その実験内容をライナック担当者と事前に打ち合わせしてください。
  共同利用申請のための様式、正式な日程などは共同利用掛のホームページを参照してください。

公募要領配布: 毎年9月中旬
公募締切: 毎年11月上旬
下半期(10月〜3月)のみの利用公募締切: 毎年5月中旬

採択通知: 2月上旬

マシンタイム決定通知: 3月中旬

保安教育: 初回来所時
毎年度最初の共同利用実験来所時にライナック棟にて安全講習を行います。(ライナック以外に原子炉施設もあわせて利用する場合は、春と秋に行われる定期保安教育を受講する必要があります。)
 

実験前の手続き

実験の2週間前までに共同利用掛に提出する書類

<必須>
放射線発生装置使用記録 ・・・・一週間につき1枚作成 ライナック用word ライナック用pdf 記載例
管理区域立入願(所外の放射線業務従事者用) ・・・・一週間につき1枚作成
放射線業務従事者証明書 ・・・・年度当初の実験時までに事前提出
出張・実験実施計画書

<実験内容に応じて>
(核燃料物質)照射試料の誘導放射能の計算書(放射線発生装置等使用記録・安全に関する説明添付資料)
※核燃ではなくても、ライナックでの誘導放射能計算書はこの書式をお使いください。
放射性同位元素持込予定届
放射性同位元素取扱届
密封放射線同位元素の使用の毎日帳簿
非密封放射線同位元素の使用の毎日帳簿
核燃料物質記録
核燃料物質照射試料の誘導放射能の計算書
液体ヘリウム使用申込書

なお、放射性同位元素の使用や製造の実験、ならびに核燃料物質を使用する場合には、事前に所内連絡者と綿密な打ち合わせを行ってください。

上記書類のフォーマットは共同利用掛のホームページ : 提出書類一覧にあります。
 

来所時の手続き

守衛所で受付後、事務棟の共同利用掛で来所の手続きをしてください。名札(常時立入者証)は、実験所に滞在中は常に首から吊り下げて明示してください。共同研究員宿泊所を予約している場合には、共同利用掛で使用料金を支払ってください。
安全教育終了後、管理区域入退用のポケット線量計を所内連絡者から受け取ってください。
実験終了後、ポケット線量計は所内連絡者に、実験着はマイクロ波発生装置室のロッカーに返却してください。
 

報告書

翌年の5月に共同利用報告書を提出しなければなりません。報告書が未提出の場合、翌々年度以降の課題申請ができません。


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