アトムサイエンスフェア2003
2003年2月14日 更新
日 時 : 平成15年10月26日(日) 13:30~17:00
場 所 : 京都大学原子炉実験所
対 象 : 小学生~一般
参加費 : 無料
コース名 | タイトル・概要 | 開催時間 | 定員 | |
実
験 教 室
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A | 「見てみよう魔法の光」~見えない光が作った光の不思議~ | 13:30~17:00 | 30名 |
身近にあるガラスやコップにガンマ線(放射線の一種)を当てると、色が付きます。また、プラスチックや塩にマイナス200度の低い温度でガンマ線を当ててから、室温まで温めると、美しい光が出ます。これらの不思議な色や光を観察し、目に見えない放射線にがもつ力を学びます。 | ||||
B | 「放射線を見る道具を作る」~飛行機雲を作れるかな~ | 13:30~15:00 | 30名 | |
プラスチック容器、スポンジテープなどを用いて放射線観測用の霧箱(きりばこ)を作り、キャンプ用ガスランタンのマントルから出てくアルファ線を観測します。 | ||||
C | 「放射線をはかる」~身の回りにある放射能を探してみよう~ | 13:30~15:00 | 30名 | |
携帯用放射線測定器を用いて、身の回りの生活用品、肥料、空気中のちりなどから出てくる放射線を測定し、その性質をしらべます。 | ||||
講演会 | 「紫外線と老化」講師:京都大学原子炉実験所 教授 藤井紀子 | 15:10~16:00 | 制限なし | |
私たちの身体を作っているタンパク質のアミノ酸は左手構造に当たるL-アミノ酸だけで、できているのに、老化や紫外線をたくさん浴びると、反対の右手構造に当たるD-アミノ酸が身体の中で増えてくるというお話をします。そうすると、アミノ酸がたくさん集まってできているタンパク質の構造が変化し、それが原因の一つとなって白内障、アルツハイマー病、皮膚の硬化等が起こるという私たちの研究室で行っている最近の研究を中心に紹介します。 | ||||
施設見学 | 実験教室Aは実験の合間に、実験教室B・Cは終了後(15:00)に、講演会は終了後(16:00)に、希望者を対象として研究用原子炉(KUR)の見学を実施します。(1時間程度) |