試験研究用原子炉施設の事故・故障等の報告もれに係る 調査結果について

2007年4月27日 更新

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/press/2007/0427.html
 京都大学原子炉実験所では、文部科学省からの調査指示に基づき、京都大学研究用原子炉(KUR)及び京都大学臨界実験装置(KUCA)に係る事故・故障等に関する報告もれの有無について調査を行いました。
 過去10年間の記録による調査の結果、KUR及びKUCAにおいて原子炉等規制法で事業者に義務付けられている「原子炉施設の事故・故障等の報告」に係る未報告事例及び停止中の原子炉における臨界事象に係る未報告事例はなかったことを確認しました。
 なお、調査の過程で、当実験所の自主管理に係る事項について、KUR及びKUCAにおける運転管理の一部に適切を欠く対応を確認したことから、当該施設において再発を防止するための必要な措置を講ずるとともに、類似事象の発生を防止するための予防措置を実施する予定です。

error: Content is protected !!