アトムサイエンスフェア実験教室2024プラスについて
2024年10月28日 更新
2024年10月27日13:30〜15:30、中学1年~3年を対象とした「アトムサイエンスフェア実験教室2024プラス」を京都大学複合原子力科学研究所(京大複合研)の事務棟、図書棟の会議室で開催しました。今年度も参加対象を中学生に絞り、12名の参加者と実験を行いました。今回の実験課題は、過飽和のアルコール蒸気の中を放射線が通過する際に発生した結露を飛行機雲のように観測する「拡散霧箱実験:放射線で飛行機雲を作ろう!」と、生命活動のエネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)のエネルギー変換について実験する「生体のエネルギー通貨:ATPについて知ろう!」です。いずれも大学入学共通テストの理科基礎科目に出題される高度な内容でしたが、参加者は中学校では体験できないような実験に最後まで意欲的に取り組んで下さいました。
アトムサイエンスフェアを通じて弊所の活動を広く知っていただくと共に、この機会が科学の楽しさを実感し、これからの経験につながるものとなれば大変うれしく思います。