新試験研究炉産学共同研究部門

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特定教授佐藤 信浩sato.nobuhiro.5u*kyoto-u.ac.jp
特任教授川端 祐司kawabata.yuji.7c*kyoto-u.ac.jp
教授
(兼任)
杉山 正明sugiyama.masaaki.5n*kyoto-u.ac.jp
教授
(兼任)
日野 正裕hino.masahiro.2x*kyoto-u.ac.jp
特定助教稲垣 誠inagaki.makoto.2r*kyoto-u.ac.jp

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高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)のサイトに新たに設置されることになった試験研究炉において、京都大学は日本原子力研究開発機構(JAEA)や福井大学とともに本格的な取り組みを進めることとなった。学術コミュニティ・産業界・地域社会にとって魅力のある新試験研究炉の実現を目指して、京大複合研はJAEAや福井大学と緊密な連携を取りながら、KURやKUCAの運用を通じて得た知見や経験を生かして先端的な実験装置の整備や効率の良い運営体制構築に向けた計画の立案と実施を主導することが求められている。

本研究部門は、新試験研究炉の詳細設計以降の実施主体であるJAEAとの共同研究契約に基づき設置された産学共同研究部門であり、新試験研究炉に設置される実験装置や利用を促進する運営体制などの検討を実施する京大複合研 新型研究炉開発・利用センターの活動を統括し、新試験研究炉の稼働に向けた京大複合研の主体的な関与を継続的に推進するための中心的な役割を担っている。

本研究部門および新型研究炉開発・利用センターでは、現在、新試験研究炉における以下の事項に関して積極的な検討を進めている。

  ・中性子ビーム実験装置、中性子照射実験装置

  ・ホットラボ、周辺実験装置

  ・Digital Transformation (DX)

  ・運営体制

  ・人材育成、産業利用

図1 新試験研究炉によってもたらされるイノベーション
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