粒子線腫瘍学研究分野 研究室のサイト
| 教授 | 鈴木 実 | suzuki.minoru.3x*kyoto-u.ac.jp |
|---|---|---|
| 助教 | 近藤 夏子 | kondo.natsuko.3x*kyoto-u.ac.jp |
| 助教 | 佐藤 玄基 | sato.genki.6c*kyoto-u.ac.jp |
※メールアドレスは * を @ に置き換えてください
本研究分野はホウ素中性子捕捉療法(BNCT)に関する研究を研究分野が実施する研究テーマの柱としてきたが、2026年4月の研究用原子炉(KUR)の利用運転終了を受けて、研究室のミッションを以下に変更した。
「量子線を利用した新規がん治療開発を目指す異分野融合・橋渡し研究」
本研究分野の研究方針は、本研究所で使用可能な多種の量子線を用いた、新たなミッションに沿う独創的な研究テーマを教員独自が考案し、Principal Investigator (PI)として取り組み、新たな量子線がん治療を開発することである。
以下、ミッションの下線部について解説する。
量子線:本研究所では、中性子線、電子線、X線、ラジオアイソトープ(RI)から放出される放射線が利用可能。(施設・設備 | 京都大学複合原子力科学研究所)
がん治療:本研究分野はBNCTを本研究所で医療として実施することを目的として、本研究所に設置された「医療基礎研究施設」の所属がその始まりである。BNCTは、本研究所内ではなく医療機関に導入されたが(下図)、本分野スタート時の目標である、新規がん治療開発は新たなミッションに引き継ぐ。
異分野融合:異分野融合研究は、社会が要求する複雑化した研究課題解決の迅速化、あるいは、新たな知の創出、方法論の革新など、近年、大変重要視されている。本研究分野で取り組んできた異分野融合研究であるBNCT研究は、KURの中性子線利用により、医療機関に加速器BNCT照射装置の設置として社会実装され、異分野融合研究の成功例である。新しいミッションとして、複合研で利用できる量子線を利用して、放射線腫瘍学、免疫学、創薬科学、ケミカルバイオロジー、ナノメディシン、獣医学などの研究分野の研究者が、新たな量子線がん治療の開発を目指す。
橋渡し研究:本研究所の多種の量子線を利用して、新たな量子線がん治療開発の基礎研究を実施し、「新規量子線がん治療」を有効ながん治療の提案がなくなったがん患者さんのもとに届ける「橋渡し研究」を本研究分野のミッションとする。

2026.8月時点でのBNCTの医療機関への導入状況









