実験教室・体験コーナー
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  ウィルソンの霧箱(きりばこ)  
   
  材  料  
    プラスチック容器 
  スポンジテープ
   (扉などのすきまテープ)
  線源(ランタンのマントル)
  白色ポリフォーム
ドライアイス
まち針
皿紙
アルコール
黒い紙 
 
    かき氷器
  スプーン
はさみ
両面テープ
 
  ※材料は準備しております  
   

注意
 工作や実験をする前にかならずよんでね
  こどもだけでこうさくやじっけんをしないでください。かならずおとなの人といっしょにするようにしましょう。

 保護者のかたへ
  • 工作・実験を行う際は、必ず手順を読んでから行ってください。
  • 刃物や器具の取り扱いには十分注意し、けがをしないようにしましょう。
  • ドライアイスはとても冷たいので、手でさわらないようにしましょう。
  • 小学生など低年齢の方が実験を行う場合は、必ず保護者と一緒に行ってください。
   
 
   
         霧箱をつくろう  
  プラスチックのケースのふたをとり、ケースのうちがわにスポンジテープを
はりつけます。 【注意】あとでふたをしめるので、スポンジテープがふちから
はみ出さないようにしましょう。  
        
   
黒い紙を、はさみでまるく切りぬいて、
プラスチックケースのそこに入れます。
   
プラスチックケースのふたのうちがわに、
白色ポリフォームを両面テープを使って
はりつけて、線源がついた針をさします。 
   
   
ドライアイスをかき氷器でこまかくけずって、紙皿の中に入れ、スプーンで
たいらにならします。 ドライアイスを手でさわらないように! 
   
プラスチックケースを、紙皿の中のドライアイスの上におきます。 
【注意】上から手で押さえて、ドライアイスとプラスチックケースの底が
ぴったりとくっつくようにします。
   
ではり付けたスポンジテープにアルコールをつけます。
テープがじゅうぶんにぬれるように、たっぷりとつけてください。
ケースのそこの黒い紙の上にもアルコールを少したらします。 
   
ふたをしめて、できあがりです。
   
   
   
 
   
  そのまましばらく待ちましょう。
やがて、白いすじが見えるようになってきます。
はじめはわかりにくいかもしれませんが、見るコツをおぼえたらだいじょうぶです。
ライトでいろいろなむきからてらしてみて、いちばん見えやすい所をさがしましょう。 
  動画はこちら  
   
   
   
   
 
なぜ霧箱で放射線が見えるんだろう?
 
  
放射線は、目にも見えないし、音もしない、においも味もないし、さわっても感じない… それではこのような放射線が、本当にあるのかどうか、どのようにして知ることができるのでしょうか?
この実験では、目に見えない放射線そのものではなく、放射線の飛んだあとを観察します。このために「霧箱(きりばこ)」という道具をつくります。
霧箱をつかって放射線をみるしくみは、ひこうき雲ができるしくみとよく似ています。空の上を小さなプラスチックケースの中に作ってあげて、その中をひこうきのかわりに「アルファ線」という放射線を飛ばして、
できたひこうき雲を見る、ということをします。
プラスチックケースの中では、放射線の飛んだあとにそってアルコールの小さなしずくがたくさん作られて、その結果、放射線の飛んだあとが霧のような「すじ」として見えるようになります。これが放射線の飛んだあとなのです。
くわしくはこちら(PDF120KB)をご覧ください。
   
   
   
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京都大学原子炉実験所