実験教室・体験コーナー
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  磁性流体の実験  
   
  材  料  
    ほう砂(しゃ) … 薬局で購入できます
  洗濯のり(PVAとかいてあるもの) 
  砂鉄(ない場合はスチールウールでも代用できます)
  同じ大きさのプラスチックコップ 3コ
 
    わりばし
  紙皿
  新聞紙
  磁石(磁力の強いもの)
 * 絵の具(着色したいとき)
 * 紙ヤスリ(砂鉄がないとき)
 
  ※材料は準備しております  
   

注意
 スライムをつくる前にかならずよんでね
  こどもだけでスライムを作らないでください。かならずおとなの人といっしょに作るようにしましょう。

 保護者のかたへ
  • スライムを作る時は、材料であるほう砂の毒性【くわしくは下記を参考にしてください】に
    ついて十分理解した上で作り始めるようにしてください。
  • 工作・実験を行う際は、必ず手順を読んでから行ってください。
  • 小学生など低年齢の方が工作を行う場合は、必ず保護者の方と一緒に行ってください。
   
   
 
   
   コップで洗濯のりと水を同じ量混ぜ合わせます。
   
に砂鉄を加えます。  
   ※砂鉄がない場合は、新聞紙を広げた上で、スチールウールを目の細かい紙ヤスリで
すりおろし、さらに紙ヤスリにはさんで何回かこすって、できるだけ細かい鉄粉を作ります。 
   
もう1つのコップに水を入れ、その中にほう砂を少しずつ、
よくかき混ぜながら溶けなくなるまで(飽和状態になるまで)入れます。
   目安は、ほう砂:水=1:10くらい。よくかき混ぜてもほう砂が溶けずに
下に沈み始めたら飽和状態になっています。
   
のほう砂水の上澄みを少しずつ入れて、わりばしでよくかき回します。
少し柔らかめに作るとよく動くようになります。
   のりの1/10くらいの量で固まります。このとき混ざらずに余ったほう砂水は捨てます。
   
  の混合液の粘度が高まったらお皿に移してスライムのできあがりです! 
   
   
 
   
  できあがったスライムに磁石を近づけて遊んでみよう!
スライムはどんなふうになるかな?
 
  動画はこちら スライム1  スライム2
   
   
   
洗濯のりはなぜ固まるの? 
せんたくのりは、長い糸のようなものがあつまってできています。その糸のようなものを「PVA(ポリビニルアルコール)」といいます。
そこへホウ砂水をいれてしっかりまぜると、ホウ砂はPVAをしっかりつかんでつながります。
PVAをつかんだホウ砂は、網のようになって、その編み目で水の分子を閉じこめてしまいます。
するとそれまでサラサラだった洗濯のりと水はうごけなくなってしまい、
プヨプヨしたスライムができるのです。
   
   
   
   
   
スライムを作る時の注意
スライムを作る時には、材料である「ほう砂」の毒性についても十分理解した上でつくり始めるようにしてください。
   お肌の弱い方や怪我のある場合は素手で触らないようにしてください。
    お肌の弱い方は発疹などの過敏症状が現れる事があります。
    健康な皮膚表面からの吸収は遅いが、傷口からの吸収は速く、
    急性中毒を起こす事があります。

   誤って食べたり飲み込んだりしないように注意してください。
    誤って飲み込んでしまった場合、頭痛、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢など
    の症状が現れる事があります。特に小児では5〜10gの誤飲で激しい嘔吐、
    下痢、ショックなどを起こし、死に至るとの報告があります。
参考:第13改正 日本薬局方解説書(廣川書店)
正しく使用すれば問題なく楽しく遊ぶことができますが、不注意による思わぬ事故にならないよう注意する必要があります。保護者の方は、十分注意を払ってください。
遊ぶ時の注意
 ◎ 遊んだ後は、必ず手をよく洗うようにしてください。
 ◎ 塗料の入っている物は、色が付いてしまいますので注意してください。
 ◎ 水分を含んでいますので、濡らしてはいけない所へは置かないようにしてください。
 ◎ 小さいお子さんの誤飲には十分注意してください。
 ◎ 乾いてしまわないように、ビニール袋やタッパーに入れてしまってください。
   
   
   
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京都大学原子炉実験所