沿革

1956(昭和31)年 11月30日 第1回研究用原子炉設置準備委員会(初代委員長 湯川秀樹教授)開催
1958(昭和33)年 9月 関西研究用原子炉建設委員会(委員長 藤本武助教授)発足
1960年(昭和35)年 12月9日 建設地 大阪府泉南郡熊取町朝代地区に決定
12月21日 京都大学工学研究所(現エネルギー理工学研究所)に研究用原子炉建設本部(本部長 藤本武助教授)設置
1961(昭和36)年 9月4日 原子炉設置承認申請書提出
12月1日 起工式
1962(昭和37)年 3月15日 原子炉設置承認
4月1日 前記原子炉建設本部改組 京都大学に研究用原子炉建設本部(本部長 木村毅一教授,副本部長 丹羽義次教授)設置
1963(昭和38)年 4月1日 京都大学附置研究所として原子炉実験所を設置 全国大学等の共同利用研究所として発足(この期を前後して事務棟,原子炉棟,工作棟,トレーサ棟,研究棟,廃棄物処理棟,中性子発生室,研究員宿泊所等が完成し,原子炉研究部門,原子炉設備研究部門,ホットラボ設備研究部門,計測装置研究部門,廃棄物処理設備研究部門,放射線管理研究部門の6研究部門設置)
初代所長 木村毅一教授就任
1964(昭和39)年 3月31日 中性子発生装置室竣工
6月25日 KUR初臨界到達
8月17日 KUR定格出力1000kWに到達
1965年(昭和40) 1月 共同利用研究開始
1968(昭和43)年 4月1日 第2代所長 岡村誠三教授就任
7月16日 KUR定格出力5000kWに上昇
1969(昭和44)年 3月24日 ガンマ線照射棟竣工
4月1日 原子炉熱特性管理研究部門増設
1972(昭和47)年 4月1日 第3代所長 柴田俊一教授就任
5月1日 臨界集合体実験装置の原子炉設置変更承認申請書提出
8月24日 上記設置変更承認
1974(昭和49)年 3月30日 臨界集合体棟竣工
8月6日 臨界集合体実験装置初臨界到達
1975(昭和50)年 4月1日 附属原子炉応用センター設置
1976(昭和51)年 4月1日 放射線物性研究部門,原子炉核特性研究部門増設
5月10日 附属原子炉医療基礎研究施設設置
10月1日 高中性子束炉(2号炉)の原子炉設置変更承認申請書提出
1977(昭和52)年 4月18日 技術室設置 核生物学研究部門,原子炉計測制御研究部門,原子炉物理学研究部門,低速中性子物理学研究部門,放射 線化学研究部門,原子炉化学研究部門,原子炉化学工学研究部門の7部門増設
1978(昭和53)年 10月2日 高中性子束炉の原子炉設置変更承認
1979(昭和54)年 6月6日 京都大学熊取体育館竣工
1980(昭和55)年 4月1日 第4代所長 林 竹男教授就任
1982(昭和57)年 2月25日 環境放射能核種別分析測定室竣工
1983(昭和58)年 4月2日 第5代所長 岡本 朴教授就任
1986(昭和61)年 1月20日 使用済燃料室竣工
1989(平成元)年 4月2日 第6代所長 西原英晃教授就任
1990(平成2)年 7月31日 学術審議会報告「大学における研究用原子炉の在り方について」
12月6日 高中性子束炉撤回の原子炉設置変更承認申請書提出
1991(平成3)年 2月4日 上記設置変更承認
1992(平成4)年 8月20日 京都大学「京都大学研究用原子炉(KUR)の整備等について」を文部省学術国際局へ報告
1993(平成5)年 7月28日 学術審議会報告「大学における研究用原子炉の在り方について」
1995(平成7)年 4月1日 研究組織の改組(16研究部門を原子炉安全管理研究部門、中性子科学研究部門、核エネルギー基礎研究部門、バックエン ド工学研究部門、応用原子核科学研究部門、放射線生命科学研究部門の6研究(大)部門に改組、2附属施設の原子炉医療基礎研究施設、原子炉応用センターの整備)
4月2日 第7代所長 前田 豊教授就任
1999(平成11)年 4月1日 第8代所長 井上 信教授就任
2003(平成15)年 4月1日 第9代所長 代谷誠治教授就任
研究組織の改組(6研究(大)部門を原子力基礎工学研究部門、粒子線基礎物性研究部門、放射線生命科学研究部門の3研究(大)部門に改組、2附属施設を合わせて原子力基礎科学研究本部、粒子線物質科学研究本部、放射線生命医科学研究本部体制を構築)
2004(平成16)年 3月22日 イノベーションリサーチラボ棟竣工
2005(平成17)年 4月1日 附属施設の改称(附属原子炉医療基礎研究施設を附属粒子線腫瘍学研究センターに改称)
2006(平成18)年 4月1日 附属施設の改組(附属原子炉応用センターを附属安全原子力システム研究センターに改組)
2008(平成20)年 4月1日 寄附研究部門(中性子医療高度化研究部門)設置(~平成29年3月31日)
2009(平成21)年 3月4日 FFAG陽子加速器-KUCA結合実験開始
4月1日 第10代所長 森山裕丈教授就任
2010(平成22)年 4月1日 文部科学省認定(認定期間:2010~2015年度)共同利用・共同研究拠点
「複合原子力科学拠点」認定
4月15日 KUR低濃縮ウラン炉心 初臨界到達
5月12日 KUR低濃縮ウラン炉心 定格出力5000kWに到達
2015(平成27)年 4月1日 第11代所長 川端祐司教授就任
2016(平成28)年 4月1日 文部科学省認定(認定期間:2016~2021年度)共同利用・共同研究拠点
「複合原子力科学拠点」認定更新
2017(平成29)年 4月1日 寄附研究部門(基礎老化研究部門)設置(~令和2年3月31日)
2018(平成30)年 4月1日 組織名の改称(原子炉実験所を複合原子力科学研究所に改称)
3研究本部制(原子力基礎科学研究本部、粒子線物質科学研究本部、放射線生命医科学研究本部)の廃止
2021(令和3)年 4月1日 第12代所長 中島健教授就任
2022(令和4)年 4月1日 文部科学省認定(認定機関:2022~2027年)共同利用・共同研究拠点
「複合原子力科学拠点」認定更新
2023(令和5)年 4月1日 第13代所長 黒﨑健教授就任
2023(令和5)年 4月1日 産学共同研究部門(新試験研究炉産学共同研究部門)設置
2023(令和5)年 4月28日 第二研究棟竣工
2024(令和6)年 1月31日 第一研究棟全面リノベーション
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