第8回(2009年)

アトムサイエンスフェア2009開催について 平成21年10月25日(日)

京都大学原子炉実験所では、平成21年10月25日(日)に第8回目となる「アトムサイエンスフェア2009」を開催しました。

今回は前回に引き続き、2つの実験コーナーと1つの体験コーナーを設け、参加者を3つの班(アトム、ウラン、コバルト)に分けて、合計3つのコーナーを順次交替して体験し、楽しんでもらえる実験教室にしました。また、昨年同様、できるだけ多くの方に参加していただけるよう予定人数を若干超えても受付けることにしていましたが、受付開始の数日後には予定の50名を超えるところとなり、お申し込みをお断りせざるを得なくなってしまいました。お断りした方には大変申し訳ありませんでした。

当日は、あいにく少し小雨がパラつくような空模様でしたが、小学生、中学生、高校生、それに付き添いの方を含めて多くの人に参加していただきました。

それぞれのコーナーでは、参加者が目を輝かせて実験に取り組み、付き添い者は熱心に見守り、あるいは手助けをし、そして驚きの体験をして歓声を上げ、熱心に質問する方も多く、実験資材に不足が生じるコーナーが出るほどになりました。

参加者がすべてのコーナーを一巡した後に、実行委員長から一人一人に修了証が手渡され、「アトムサイエンス博士」の称号が授与されました。参加者は恥じらいながらも嬉しそうに修了証を受け取り、大盛況のうちに滞りなく実験教室を終了することができました。

主催者としては、このような機会を通して科学に関心を持つ方が青少年層を中心に少しでも増えれば、この上ない喜びです。最後に、このフェアの開催にあたってご協力いただいた熊取町、泉佐野市および貝塚市の各教育委員会に厚く御礼申し上げます。

アトムサイエンスフェア2009・ホームページ

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