第9回(2010年)

アトムサイエンスフェア2010開催について 平成22年10月24日(日)

京都大学原子炉実験所では、平成22年10月24日(日)に第9回「アトムサイエンスフェア2010」を開催しました。

このアトムサイエンスフェアは、小学生以上を対象とした実験教室で、平成14年に開始以来、好評を博しております。今回も前回と同様に若い教職員と技術職員等が中心となって策定した2つの実験コーナー[飛行機雲をつくろう、太陽電池を作ろう]と体験コーナー[光を曲げる、コップの中の虹を見てみよう、DNAを見てみよう、放射線検知器で宝探し、ビーズのストラップ作成・ぬりえ等]を設け、参加者を3つの班(アトム、ウラン、コバルト)に分けて、2つの実験コーナーと体験コーナーを順次交替して、楽しんでもらえるようにしました。

当日は、60名(付添者を除く)の参加がありました。小学生を中心とする参加者はそれぞれのコーナーで目を輝かせて実験に取り組み、驚きの体験をして歓声を上げ、また、熱心に質問し、未来の科学者を彷彿させる姿も見受けられました。

参加者がすべてのコーナーを一巡した後に、実行委員長からすべての参加者一人一人に「アトムサイエンス博士」の修了証が手渡され、大盛況のうちに滞りなく実験教室を終了することができました。

主催者としては、このような機会を通して科学に関心を持つ方が青少年層を中心に少しでも増えれば、この上ない喜びです。最後に、このフェアの開催にあたってご協力いただいた熊取町、泉佐野市及び貝塚市の各教育委員会に厚く御礼申し上げます。

アトムサイエンスフェア2010・ホームページ

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