平成17年度

一般公開 平成17年4月2日(土)

京都大学原子炉実験所では、平成17年4月2日(土)に毎年恒例の原子炉実験所一般公開を実施しました。まだ桜には少し早かったのですが、地元住民の方を中心に333名の参加者がありました。
 科学一般に関するビデオを上映したり、日本原子力学会関西支部による科学実験体験コーナーや当実験所員による施設見学ツアーを行いました。
 特に科学実験コーナーは毎年大人気の目玉コーナーであり、「マイナス196℃の世界-液体窒素を使った実験」や「霧箱実験-放射線の軌跡を見る」は大人、子供を問わず歓声を上げながら楽しんでおり、とても高い好評を得ていたと思われます。
 また、施設見学コーナーでは当実験所員がツアーコンダクターとなってKUR(研究用原子炉)、廃棄物処理棟の見学を行い、どのグループも専門的なことも含めて熱心に質問したり、とても興味深そうに研究炉を見学していました。
 今後ともこのような地元住民の方を中心に、原子力を軸としつつ科学の世界へ触れる機会を提供して、研究所における活動についての理解と協力が得られる様に努力していこうと考えています。
 最後に、この一般公開の開催にあたりご協力いただきました皆様方に感謝の意を申し上げます。

一般公開詳細


科学実験コーナー

施設見学の様子

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